- 2011年3月19日
- [ 最強の現代文 ]
☆希望の歌声 光の演奏☆
全国大会に出場するはずだった
でも、震災で出場できなかった学生たちが
吹奏楽の演奏と合唱を被災者のために行っているシーンが
テレビで流れていた。
「全国大会の舞台よりも
一生忘れられない舞台になりました」
きっと、ここで歌うまでは、
「せっかく練習してきたのに…」
「いままでの努力が無駄になった…」
悔しさや怒りや、いいきれない思いが渦巻いて、
暗く沈んでいた子達もいたんだと思う。
でも、自分たちの演奏に、歌声に、
涙を流してくれる人たちがいる。
その姿を見て、そんな気持ちもすべて氷解していったんだろう。
人は、人を励ますことで、自分も励まされる。
一人ではだめだ。
誰かに必要とされることで、
自分が誰かの力になれると知ることで、
逆に自分が支えられる。
自分にできることは何か。小さなことでいい。実行しよう!!