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☆心に刻む☆

私大の入試の結果が出始めてきたね。
僕のところにも
「進路が決まった」という
うれしい知らせが届いています。
(=^▽^=)

よくがんばったね
よかったね!!
おめでとう!!

そのなかにこういう手紙がありました。
「この手紙は
きっと捨てられてしまうんだろうけど
先生への感謝の思いだけは
いつまでもいつまでも消えませんように!!」

うれしいね☆
ありがとう☆
忘れないよ、忘れない。
たとえあなたの名前を忘れてしまったとしても
あなたがこういう手紙をくれた
そのことは絶対に忘れない。
ずっとずっと、心の底で覚えています。

手紙は
あまりにも数が多いので
少しを残して、あとは処分してしまうけれど
心は留めているつもりです。

これは僕の後輩が
僕にくれた手紙です。

20100219.jpg


日付は
2002.10.21

(2人の名前はペンで隠しました)

僕は、ふたりにいつも食事をごちそうしていました。
その日もいつものように支払いを済ませて店を出ると、
2人が突然手紙をくれたのです。

開けてみると、
「いつもいつもありがとうございます。
いつかもっと大きなかたちで
返せるような境涯になります」
という言葉と2人の名前、
そしてその日の食事代が入っていました。

きっと、僕への感謝とともに
何かのかたちで決意を示したかったのでしよう。
僕にはそれが、よくわかりました。

手紙も、もらったお金も、
すべてあの日のまま、
僕は大切に大切に保管してあります。

そして、
2人がそれぞれに大きくなるように、
毎日が幸せであるように、
僕はいつもいつも祈っています。

あの日僕が受けとったのは、
2人の心です。
たとえ、2人がこのことを忘れてしまっていたとしても、
僕は忘れない。
あの日の2人の心を、僕は生涯忘れずにいます。
人間にとって大切なのは、
そういうことのような気が、僕はするのです。